文学乙女

本当に変わった人だわ、あの文学青年は。





−あれ?





そういえばあの人、なんであたしの住所知ってんだろう。





教えた覚えないのに…。





「−あ!」





あたしはハッとした。





あの人、文学館で手伝いやってるって言ってたな。





署名で調べてたんだ。





あれに名前と住所の欄があったから。