文学乙女

勧められたまま空いた椅子に座って、館内を見渡す。




さっきの女子高生が、先に気持ちを伝えていた光景を思い出していた。





落ち込んでいるのか嫉妬しているのか、自分の本心がよくわからなかった。





あれだけいるなら、片想いというより地元のアイドルのファンってこと…?





う〜ん……よくわかんない…。





よく考えたら、あの人もあたしと同じ一般庶民だしね……。