文学乙女

こうしちゃいられないと、せっせとイラストを描いた−。





ようやく二枚目を描き終えると、シャーペンを置いてスケッチブックを閉じた。




読まなくなった本を数冊抱えて、下へ降りる。





抱えた本を元の本棚に戻すと、児童書コーナーを回った。






小学校の頃、姉がたまたま借りていた外国人著者の児童書だ。





相当古い児童書だから、置いてあるかどうかわからないけど、無かったら図書検索機で探すしかない。





タイトルは覚えているけど、コーナー全体を回ってもタイトルと一致する本は見つからなかった。