「ふふっ、古谷さんも恋する乙女だったのね♪黙っといてあげる」
杉山先生は楽しそうに笑いながら歩き出した。



「あ、いや…その、違います!待って下さい先生!!」
足早に歩く先生の後を慌てて追いかけて行く。



絶対に勘違いしてる。
私はただ手紙を…って似たようなモノか。






お願いだから本当に黙ってて下さいよ先生。




そんなことを思いながら先生の後を追って生徒会室へ入っていった。