おばあちゃん家は隣町にあるので、バスに乗って向かうことにした。 思い出すのは、昔の記憶。 ああ、そういえばおばあちゃん家にはいとこのマサキくんも住んでるんだっけ。もう随分会ってないなあ。元気だろうか。 そんなことを考えながらバスに揺れること一時間。 隣町といっても村といったほうがぴったりの風景が見えて、バスは終点にたどり着いた。