ある日私はいつものように そいつと屋上に行った。 いつもそいつは私の話を 聞いてくれるの。 どんな些細な話でも オチのない話でもニコニコと 笑いながら聞いてくれの。 だから私もそいつの話を 聞こうと思って聞いてみた。 「ねえ、そっちの家族構成は?」 そいつの顔は一気に曇った。 「俺ん家は内緒。」 そういえば私そいつの家さえ 知らないしたくさんの 疑問が湧いてきた。