「ねー、那央」 「は、はい!」 「なに、そのキモイ返事」 ケラケラ笑う葵に、俺も納得。 俺、何キャラだよ。 「那央とは一生友達でいたいなぁ」 そう言われた瞬間、 ガチャッ って胸の奥底で音が鳴った気がした。 なんかよくわかんねーけど、絶対に何があっても言ってはいけない、言葉を閉じ込めた。そんな音。 「お、おう! お前は恋愛対象にならねーからいいわぁ。一生飲み友達でいよーな!」 そう言った俺に葵は満面の笑みを返してくれた。