保健室の恋:

トントン‥。


保健室のドアを叩く。



『は〜い』



いつもと変わらない声
久しぶりの先生の声に
泣きそうになるのを抑えて
ドアを開けた。



『南か‥どした?』



『‥バスに乗り遅れました(笑)』



そんな嘘を言って
椅子に座った。