「OKもらえた時は、正直意外だったけど、すごく嬉しかったんだ。」


「紗帆の思い、伝えてくれてありがとう!
俺もちゃんと伝えてなきゃな!」


そう言うと、颯太の顔つきが変わった。



「紗帆…

俺…紗帆のことが好きだ。
文化祭の間だけって言ったけど、無期限で付き合ってくれないか?」



私は涙が自然と頬をつたっているのを感じた。