グラウンドに高く積み上げられた木。


みんな取り囲むようにして集まっていて、


点火されるのを今か今かと待っている。


「雨やんで良かったよね。」

「ホント、良かったよな。」


そんな会話をしていると、

パチパチッ


ついに火がつけられ、勢いよく燃えはじめた。


歓声があがり、おしゃべりしたりする生徒、キャンプファイアのように踊る生徒…

みんな思い思いに最後の時間を楽しんでいる。