とても穏やかな午後で、


“このまま時間が止まってくれたら…”

“そうなったら、この気持ちの重さも、なくなるかもしれないのに。”



私はそんなことを思ってしまった。


ここから動くと、時間があっという間に過ぎていく…
そんな気がして、


私たちはしばらくとどまっていた。