「ちょっと待ってて。何か買ってくるよ。」


颯太は模擬店の方に走って行った。


私は近くの木陰に入り、心を落ち着かせようと深呼吸した。


(まだドキドキしてる…。)


顔も赤くなってるんじゃないかな。

なってたら、恥ずかしいな。


今、私はどんな表情しているんだろう…。


とてもとても気になった。