「初めまして。矢萩龍平と申します。」
と、名詞を静香に差し出す龍平に小さくチッと舌打ちして少し頬を染める静香を睨んだ。
「んで、用件何だけど…静香ちゃんモデルの仕事に興味ない?」
はぁ?
「えっ…モ、モデルですか??」
おいおい…
何かと思えばモデルですか??
静香がそんなこと…
「うん。まぁ…モデルって言っても雑誌のほんのちょっとしか載らないからさ?」
んじゃ…
誰でもいいんじゃないの?
ちょっとしか載らないんだったら。。
「…は、はぁ。。で、でもあたし…モデルさんのようにスタイル良くないですよ?」
「えっ?そう??めっちゃスタイルいいと思うけどな?」
出たよ…
そーいうの。。
てか、そんなの簡単に引っ掛かんねぇよ。


