「…もー!朝からなにすんのよ…」


朝が俺よりも苦手な姫(静香)は寝惚けながら俺の肩を叩いた。


その姿が堪らなく可愛くて今度は唇にキスをした。


チュッ


「…陸のアホッ…」


顔を真っ赤に染めた姫は、そのまま俺に抱きついた。

ギュッと俺の背中にまわった静香の手に力が入った。

「おはようのチューは当たり前だろ??」


ニヤけながら静香の腰に手をまわす。


「当たり前じゃないもん!!バカッ!!」


静香は、そう言うと無理矢理俺の腕を退かしてベットをおりた。


「はいはい。照れちゃってー。。」


「…照れてないもんバカッ!!」


かわいい…


照れてるって正直に言えばいいのに…