「とにかく、俺嫉妬深いから今静香に多分妬いてる…だから、お前よーく見張っとけよ。お前だって俺と静香がまた変な感じになったらヤダろ?」


















《俺は、別にお前と静香がまた別れても何も思わないけど??》


カチンッ


「お前やっぱ俺にケンカうってるだろ?」


ちょっと声のトーンをさげて裕也に言ったら


《うってねぇよ。わかったよ…陽助を見張っとけばいいんだろ?》


呆れた裕也がそう言うとすぐに電話をきられた。

ピッ


「チッなんだよ…」


なんて怒りを携帯にぶつけるとそのまま携帯をズボンのポケットに突っ込んだ。

「はぁ…」


一回ため息をついて俺は、寝室を出ていった……