明日、晴れの日





「明日香…明日香っ…」



あの時と同じ…

自殺しようとしたあの時と。


誰かが呼んでいる…

でも…
一つ確実なのが…

お母さんじゃない。


あぁ… そうかぁ…

栄一。

そうだね。 この声は…

栄一だね…。



「明日香っ!!明日香ッて…!!!」



ゆっくりと光が差し込んでくる。

目の前がゆっくりと見えてくる。



「明日香っ?!!!」