執事と羊






やった!!
宝井さんが了解してくれるとは思ってなかったから


思わずニヤッと顔がとけたように
笑っていたと思う。




「そんなに嬉しいのですか?」



嬉しいっていうか.....
宝井さんとの間にある壁が少し
壊せたようで嬉しかった。


それいがいの感情はない....と思う。



「そんなんじゃないわよ.....
早く飲みましょう?
冷めちゃうわ。」



「そうですね?
本日はハーブティです。」



「そう.......。」




一緒に飲むことになったけど
会話が続かない。


その間にも宝井さんは慣れた手つきで
ハーブティをカップに入れ
静かにあたしの前に置いてくれた。




フワッとハーブの香りが
漂って癒してくれる。





「明日から本格的な練習に
入るのですが......」