執事と羊





俺の吐息がお嬢様の首元にかかり
ゆっくり離れる。



首元には新しくついたキスマーク。


薄くなったキスマークは消えて
お嬢様の白い肌にくっきりと
赤いキスマークがうつった。






なんてことをしたんだろう....

そんなことを思うのも
時既に遅し。



お嬢様は静かに眠っている。


""俺の証""


君島様のものではありませんよ?

貴女は........






執事として働いていたけれど
俺にはもうひとつの役割がある。



執事は表向き。
俺の本当の姿は.............






「..........ん?宝.....井..さん?」



「美優お嬢様、大変ご迷惑をおかけいたしました。」



「.....!ってなんでベットにいるの?!」