執事と羊

ー宝井龍夜SIDEー




パチッ......


何か重いもののせいで目が覚めた。


ん?
俺って寝ていたのか?


何も覚えていない。


何となく、体が重いとは感じていた
でもそれに対して気にもせず
美優お嬢様に仕えていた。



そのあとから......記憶がない。




重い......
ちょうど俺の腹部あたりに
なにかが乗っかっていて
少し動きづらい......




視線だけ腹部に向けると



「美優....お嬢様?」


俺の腹部に乗っかっていたのは
美優お嬢様だった。



なぜ?貴女がここにいるのですか?



寝息をたてて気持ち良さそうに
眠っている美優お嬢様。



いつから......ここに?


部屋は温かいが、
毛布の1つもかけないで
風邪引くだろう。