執事と羊






「顔が赤いですけど....どうかいたしましたか?」



「っ///////」



あたしと宝井さんの距離は
近くてきめ細かい肌がすぐ目の前にある



あたしは視線をすぐに逸らしたのに



「こっちを見て下さい。
美優......」




その言葉は反則だって..

さっきまで『美優お嬢様』
だったのに

いきなり

『美優』

じゃ、心臓がバクバクしてくるよ.....



「...りゅ...ぅや」



恥ずかしくなって段々と
声が小さくなるあたしに構わず
耳元で



「美優がメイドをすることに反対だけど
こっちをみてくれたら、してもいいよ?」



甘ったるい低い声でそう言った



あたしだって、メイドなんて
やりたくないよ......


でも、それは決定事項だし....