執事と羊




「私ですか?」



「はい!
宝井さんならいいアイディアがあるんじゃないかって
思って.....」




ドキドキしながら柚と
顔を見合わせた



「そうですねえ......」


「ラズベリーなんてはどうでしょうか?」



「「ラズベリー?」」



あたしと柚の声が重なった


ラズベリーなんて思いもしなかった


なんでラズベリーなんだろう



「なんでラズベリーなんですか?」



「ラズベリーなら甘酸っぱくても
チョコレートの甘みで上手く合うのではないかと思い....


それにカシスのムースなんてはいかがですか?」



「「カシスのムース?」」



次々とあたし達が思いつかなかった
アイディアが宝井さんの口から出てくる



「カシスのムースはチョコレートのアイスととてもよく合いますよ」



「「へぇ〜」」