執事と羊




エレベーターは階に着き


龍夜がエスコートしてくれて


部屋の前まで来た



ピピッ...


機械音が鳴りロックが解除され


部屋に入った



やっぱりスイートルームなんだけどね



「一緒の部屋でいいですか?」



「えっ?龍夜は駄目?」


急に寂しくなって
龍夜の服を掴んでしまった





「ふっ.....冗談ですよ。


いつでもお傍にいますから」



「そう...ですね......」


今目の前のいるのは龍夜じゃなくて


5年前の宝井さんだ



でも、龍夜でもあるんだよね




「疲れたから、寝ない?」


いつも通りに話してしまった