執事と羊




「.....さっきのは、冗談だし..な?


無理矢理入っても


美優が傷つくだけ...だと」



俺、焦ってる


まさか美優がそんなこと言ってくれるなんて


夢のまた夢だと思っていたから




夢なら醒めて欲しくない




「だって.....明日になったら



龍夜は家にいないんでしょう?


だったら.....」





うるうるとした瞳で
俺を見つめる


今にも溢れ出てしまいそうな涙を
俺は指で拭って



「でも、美優の気持ちが一番」


って言った。



「龍夜はいいの?」



「俺は...今日美優と一緒に寝れれば
それで大丈夫。


それはいい?」