執事と羊





「な、なんのことですか?

あははは.....」



あたしの乾いた笑い声が
部屋に虚しく舞っていく


何かされるの!?


ゲンコツ?デコピン?しっぺ?







「お嬢様?
どうしたのですか?」



どうしたの!?って
宝井さんが近付いてくるから
反射的に逃げてしまっただけよ!!



近付かなければ
あたしだって逃げないわよ....



「別に......」







「そうですか....



では、目を閉じてください。」



「へっ!?」



「目にゴミがついおりますよ?」



「本当?じゃあお願いします。」


なんで素直に従ったのだろうか.....