執事と羊




「はぁ.....疲れた....」



「お疲れさまです。
何かお飲みになさいますか?」




「う〜ん。今はいいわ。
宝井さんも自分の部屋に戻っていいわよ?」




そしたら、宝井さんは
怪しく微笑み




「美優お嬢様?
約束を....お忘れではないでしょうか?」




ーーー約束........



「あ"っ!えっと.....あは?」



「忘れたとは言わせませんよ?
それと引き換えでしたよね?」




じりじりとあたしと宝井さんの
距離が縮まってゆく。



あたしはベットに座っていて
後ろは壁だから
逃げることも隠れることもできない。




思わず後ずさりをするけれど



ドンッ


壁びぶつかってしまった。