執事と羊


「何言った?」



「あんたと婚約したら
龍夜の身が危ないっていったのよ。」



途切れながらも
話す瑠衣


俺の身?

「龍夜を危ない目にあわせたくなければ
別れろって言ったのよ。」










バキッ!!!!!




「んで、そんな事したんだよ!」



頭の中で意図が一本切れた。

女?男?


いや、それ以前に人間として
許せなかった。



なんでだよ・・・なんでだよ・・・



「好きって言ったでしょう!」



限度超えてんだよ・・・


「俺にはお前のやったこと理解できない。
それと、もう顔も見たくない。


消えてくれない?

早くアメリカ帰れよっ!!!」



瑠衣は涙を目に一杯ためて
飛び出していった。


でもそんなの、何にも感じない。