執事と羊






「婚約を..解消したら龍夜を
危険な目にあわせる事はないんですよね?」






「あら、意外と話が分かるのね。


ええ、龍夜には危険はなくなるわ。


案外脆いわね。
あんたが龍夜に対する想い。」




あたしはギュッと唇をかみしめた。



ごめん。


龍夜...あたし婚約の約束守れないみたい....



首にかかっている
星のネックレス。



綺麗だね...あたし達の思い出が
沢山詰まってるんだよ。






「でも...今日だけは..一緒に居させて下さい。
お願いします.....」




クリスマスだけは....



あたしの恋人でさせて下さい....



龍夜をあたしの脳裏に焼き付かせる為には
今日一日中が必要なんです。