執事と羊




「前もってアポ取っておいたから。
そしたら、結構簡単に通してくれたんだ。」



なるほどね。


そういうわけか。



「でさ、瑠衣が家にいるから
なるべく接触しないように、
気をつけろよ?

俺もなるべく一緒にいるから。」



暖かい掌であたしの頬を
優しく包んでくれた。



こんな寒い日でも、
一瞬で暖かくなる。


「ありがとう。
あたしと龍夜の婚約.......



無くならないよね?」




「あのなぁ.....


美優は俺に男と結婚しろ

っていうのか?」




あっ!忘れてた!!


瑠衣さんは男だから。



できないんだよね?男同士で.....




「ううん。何でもないや...」