執事と羊




あたしが一気に顔が
赤くなるのを感じた。



フォークを持っている手が震え
何か見下されている様.......



あぁ、苛々する。



「美優.....お嬢様?」



「..........あたし、部屋に戻っているわ。
あまりお腹が空いていないの。」




「何処か具合でも悪いのですか?」




「いいえ.....
では、失礼します。」



リビングを出て、
あたしは足早に自室に戻った



同じ空間にいるだけでも
気にいらない。



さっきからずっと、
瑠衣って人の顔が離れない




あの、鼻で笑った時の顔。



小馬鹿にしている笑みで
苛つくわ。



あたしは、ベットに横になり
苛々する気持ちを抑えていた