執事と羊




龍夜が部屋に入ってきて
何となく気まづい雰囲気になる




視線を合わしたいのに
それとは逆の行動をしてしまい....



ずっと目を逸らしている。




「美優お嬢様.....」



「なに?」



「ボタン、かけ間違えていますよ?」


Yシャツを見ると

第2と第3が一個ずつずれている。




「本当だ.....」




「それ、直してから来て下さいね?」



そう言って部屋を出て行ってしまった。



素っ気ないよ...


龍夜ならてっきり



『俺が直してやる。』

とか言ってくると思ったのに.....

とんだ期待外れ。



なんか、胸にポッカリ穴が空いたようだった。