執事と羊





何...それ...
知らないよ..



「聞いてないよ..」


「一緒に手を組んで、W社長をやるんだって。
そうすればより大きな企業になって
色んな方面から情報を手に入れる事ができるらしい。」




へぇ......



「じゃあ将来は龍夜がその跡を継ぐの?」




「あぁ。
あと美優も継ぐと思うけど....」




「あっ、あたしも!?」




「当たり前だろ?
相原財閥の1人娘なんだから。」




「そっか!!よかった!
あたし.....婚約無くなっちゃうのかと思って....」



あたしが不安そうにしていると


ギュッ........



龍夜の温もりに包まれていた


「心配するな。
隣に俺がいつもいるから。」



龍夜の心音がドキン...ドキン..と聞こえる。