執事と羊




「あの.......」



「はい?」


声がする方へと振り向くと



「あなたは.......羊様の執事。」



「はい。
羊様が見当たらないのですが...
確か、相原様の執事の方ですよね?」



「ええ、実は私も美優お嬢様を
捜していまして......

どこか、心あたりは?」



「それが.....どこにもいませんでした。
きっと学園内にはいらっしゃると
思うのですが......」



「では、手分けしてさがしましょう。
私は学園の裏庭あたりを捜すので
貴方はガードマンやその周辺の方々に
聞いて下さい。」




「はい。
分かりました。」




本当にこの前みたいなことになったら
今度こそ羊様でも許さない。




俺は気付いたんだ。



自分の気持ちに......


とても、美優が大事だということに。