執事と羊

ー宝井龍夜SIDEー



バタンッ


俺は美優お嬢様の部屋をでて
自室に戻った。





ヤバい........


美優お嬢様がすごく色っぽく見えた。



身長は遥かに俺の方が高いから
自然と上目遣いになる。



そして程よく紅潮させた頬



震えながら、
節目がちに迫ってくる小さい顔



そのどれもかも色っぽくて
意識してしまった。



そして、俺は執事なのに
思ってはいけないことを思ってしまった。




『美優お嬢様をてにいれたい』




想ってはいけないのに......




しかし、どこかで気付いていた気がする



自分がもっと前に
美優お嬢様を特別として意識していたこと。