執事と羊




「美優お嬢様、とにかく
部屋に戻りましょう。」



キスマークのことは
はっきり言ってショックというより
例え、羊様でも
腹わたが煮えくり返りそうなくらいの
怒りがこみあげてきた。




この気持ちは何なんだ?


美優お嬢様が絡むと
俺の中に色んな感情が生まれる。






そして、美優お嬢様の肩に触れた時ーーーーー







ギュッ.......



美優お嬢様が俺の服の袖を
掴んでいた。





「大丈夫...ですか?」




恐る恐る聞くと



「今だけ...こうさせて.....」



そう言って抱きついてきた。



美優お嬢様の香りが鼻をくすぶって
あぁ、現実だと思い出される。