「にしても、こんな夜に作業なんてしたら危なくないですか??」
正論と言える私の言葉に、彼の表情に影かかかった
それから少し苦笑いして、彼は私たちに言葉を紡いでいく
「救助を待っている人が、自分の大切な人ならば、時間なんて待ってられないんだよ。それを見てるのも辛くてね……結局こうなっちゃったわけだ」
そう言いながら、彼は私たちの方を見ずに、走り続けていた
彼にもそこに、救助したい人がいるのだろうか?
それならば、気持ちは分からなくもない
もしそこに沙良が、泉くんが……そして凌がいるならば、私はきっと行動を起こしてしまうだろう
だけれども
その気持ちは分かるのだけれども、やはり……
助けに行った人が怪我をした時に、何人の人が悲しむのかな??
そう考えると、私は2つの思いの狭間に心が潰されそうな痛みが、胸に生じた
正論と言える私の言葉に、彼の表情に影かかかった
それから少し苦笑いして、彼は私たちに言葉を紡いでいく
「救助を待っている人が、自分の大切な人ならば、時間なんて待ってられないんだよ。それを見てるのも辛くてね……結局こうなっちゃったわけだ」
そう言いながら、彼は私たちの方を見ずに、走り続けていた
彼にもそこに、救助したい人がいるのだろうか?
それならば、気持ちは分からなくもない
もしそこに沙良が、泉くんが……そして凌がいるならば、私はきっと行動を起こしてしまうだろう
だけれども
その気持ちは分かるのだけれども、やはり……
助けに行った人が怪我をした時に、何人の人が悲しむのかな??
そう考えると、私は2つの思いの狭間に心が潰されそうな痛みが、胸に生じた

