「いやっ・・・、待て待て待て!急になんでそーなんだよ?!」
今まで俺らなっちゃんの話してる時そんなじゃなかったろ?俺が語ってお前がツッコミ入れて終わりだろ?コクるとかありえねーから!

文句たらたらの俺に突き刺さるよーな目で拓海が言った

「へーぇ?お前がマジならちょっとぐらいは協力してやろーってのに、いいんだな?何一つ進展しないままさっき言ったパターンでお前がヘコんでも話聞かねーぞ、俺」
・・・さすが拓海ちゃん この俺を知り尽くした幼なじみに口ではかないません。イタイとこをビシビシつつかれる

「・・・協力、するんだな?」
最終確認、と拓海の目を見る
「二人きりになる機会はつくってやるよ」
・・・マジっぽい

やっぱ腹くくるしかないか・・・
俺もいい加減なっちゃんの卒業が近づくのを焦ってたところだ