「小五?なんかあったっけ?つか、んな前からかよ」
俺の返事が意外だったらしく拓海が珍しく興味ありそうな態度だ。
しょーがねーな、語っちまうよ?俺の健気な恋心を







小4の春休み、俺の機嫌はめちゃくちゃ悪かった

「夏海、中学の制服来たから着てみなさい」
母親が、出来たばっかりの制服を夏海に手渡す。夏海はちょっとめんどくさそうだけど母親の上機嫌な様子に、素直に着てみた
「ピッタリね!やっぱり制服着ると中学にあがるって実感ねぇ・・・」
母親は夏海の制服姿を見て感激していた