リビングに降りると、母親となっちゃんが先に朝飯食ってた
「おはよ春夜、・・・なんか朝から疲れてないか?」

あー、なっちゃん今日も可愛いなぁ
まだ寝癖ついてるよ?

「いや、だいじょーぶ・・・」

俺はなっちゃんの横に座って無理矢理だけど笑顔を作った

「ほら、春夜も早く食べて学校行く準備しなさい」
母親が座ったばっかりの俺を急かす

「・・・かーさん」
「何よ?」

俺はすがるような思いで母親に頼み込む
「今日俺となっちゃん学校休ませて」

一瞬キョトンとした母親は、当然

「バカ言ってないでさっさと食べてさっさと行きなさい」

と取り合ってくれるはずない

横でなっちゃんも「おまえ何言ってんの」とか呆れてる