昼休みに部室の机で寝てたらOちゃんが来て話しはじめた
昨日の夜は
Mちゃんが隣の市?の女子高生からよくわからんおばけを送り付けられ
夜はそいつをなんとかしていたらしい

曖昧な表現が多かった
「おばけってなによ」
「人の言うこと聞くやつがいるのよ」

おばけもたいへんだな


Oちゃんは話続けた
そのおばけのせいでMちゃんは最近体の動きが鈍くなって
精神的に落ち込んでいたらしい

「…うざい気はするな」
「がんばってお祓いしたのよ」
「どうやるん?」
「結界をはって力をためて」
「へー…あーOちゃんは日本史の赤点どうしたん?」
「ぎぎぎ…まだ先生とこいってない…」

おばけは教えてくれないのか

「がんばれー教えよかー」
「ううう」

私は日本史が得意だ
でもおばけは見えない