訪れたクロレラに、ガラは最初は不機嫌だった。

けれども頑としてクロレラは譲らず、結局はガラが折れた。


嫌じゃないのだ、本当は。

けれど、嫌だったのだ。




「クロレラ」




気がついたらもう体を起こすこともできなくなっていた。

あれ以来、誰も手にかけていないが、加速した呪いはもはや誰にも止めることができないという。

内臓が悲鳴をあげるのが先だった、ということだがそれがいいことなのかは判断がつきかねた。




どちらにせよ、死ぬということだ。