それから三澤から色々聞いた。
朝倉とは長い付き合いらしく、色んな意味で腐れ縁というやつらしい。
「きりーつ」
いつの間にか授業は終わり、学校は終わった。
「美優~髪巻くよ」
と、千尋は勝負に出るようにコテを持って来た。
「私はやらないよ、千尋巻いたげる」
「美優も巻こうよー?」
「その気になれないし、別に私は好きな人いないから」
千尋はいいじゃーんとぶつぶつ言いつつ、私は千尋の髪を黙々と巻いた。
「よし、終わり!」
「美優ありがとう♪」
「朝倉たちは?」
「正門で待ってるらしいよ」
私たちは急いで下へ下りて、朝倉たちのいる正門へと向かった。
「待たしてごめんねぇ」
千尋はちょっと張り切っているみたいだ。
だって服装は制服だけど露出がすごいし、私にはとてもじゃできない。
スカートがすごく短くて、今にもパンツが見えそうで、カッターシャツは第二ボタンは開いていて千尋は胸が大きいので谷間が若干見える。

