『えー初めまして。今回君達のクラスの担任になった、柳生刹那(ヤギュウセツナ)だ。担当科目は、体育。お前らの先輩には、せっちゃんと呼ばれているぞ。よろしくな。』




………


……………


うわー。

いかにも熱血って感じだよ


まじきもいよ。せんこーわ



『あっ…そうそう、外山の隣の仲里は確かなぁ、休みだ。』


……

初日から休みかよ。

どんだけ病状?いや緊張か?


まぁいいや。


俺には関係ない。


っていうか、早く家に帰らせろ。



『はいっ、ではー。お待ちかねの自己紹介の時間だ。なにを話してもいいぞ。』




はぁ??


かったる。

なんで俺がんなこと……


『じゃあ廊下側の綾部から言ってけ。』



まじかよ。


面倒くせぇな……




なんて思ってるうちに


俺に回ってきやがった。


『じゃあ最後に、外山だぞ。』


うわっ……

言うこと決めてなっ。



まぁいいか。

適当で。


「本郷中から来た外山です。部活は陸上部。県ではそこそこ記録もってます。よろしく。」

はぁ……


だりぃ。



『よくできたな。ではこれで自己紹介を終わりにする。今日はこれで終わりだが、明日は……』





まじかったりぃ

早く帰りてぇ……



『………だからな。それじゃあ今日はここまで。
さようなら。』

『『さようなら。』』




あぁ……

やっと終わったぜ。