「さーてと。」
あたしは改めて敵を見る
確かあいつは、
「神奈川県第一位の里山駿介があたしになんのよう?」
はぁ。毎日毎日。
飽きないのかなこいつら。
喧嘩ふっかけて負けて。
あたしは笑いたい気持ちを抑えて駿介を見た。
すると、
『へぇ、お前があの……どんなキモイ女がでてくるかと思ったら、めちゃ俺のタイプ。』
と、言ってきた。
あたしはついに笑ってしまった。
「あはははははははは……あたしがあんたなんか相手にするはずないじゃ」
『そう言うと思ったぜ』
駿介はこの時を待っていたかのように素早くあたしの後ろに回り手首を縄で縛った。
「ちっ……しまった。」
あたしは足で駿介の足を思いっきり蹴った。
そしてあたしは、走った。見つからないように縄をほどくために、壁の後ろに。
「ちっ……きつく縛りやがって……。」
絶対ほどけるはずの縄が外れない……
そんな……
いつも外れるのに……
そしてあたしは
手首を縄で……
しかも後ろで縛られた状態で駿介に見つかった。

