『xが二個あるから……』
ったく陽のやつ。なんでこいつが……仲里藍が犯人なんだよ。
そんな悪い奴じゃなさそうだし、背も体も小さいし……
どうやったら、警察が目つけてる奴倒せんだよ。
まったく……
頭使えっての。
俺はちらっと仲里藍を見る。
見る限りでは、不良ではない。あえていうならあの花園美依ってやつの方が不良だろ。
すると、なぜか仲里藍がこっちを向いた。
仲里藍は目が合った事に気がつき、
『ニコッ』
っと、満面の笑みで笑いけてきた。
俺はその時
なぜだかわからないけど
無性に仲里藍が可愛いく見えた。
っていうか、あんな可愛い顔で笑ってきたら、誰だって惚れるだろ。
俺はそう思い、
ひそかに心の中で
『今日告白して彼女にしてやる』
と、堅く心に誓った。

