「ほほう。その昨日あった事件の被害者は男で札付きの悪だった。だから警察も気にかけていた。しかし、なぜかその男は路地裏で仲間と共に意識不明の重態で発見された。


………と。」



「おぉ。お前にしてはうまくまとめたなぁ。」

「うるさいっ。」


「まぁまぁ落ち着け。」


「で、犯人は?」



「まだ捕まってない。」


「!?それってやばくね」



「あぁ。かなりな……」

「………。」


「だけど俺は犯人が誰だか知っている。」


陽は眼鏡をクイッと上にあげた

「なっ!誰なんだよ。」


「おっ。聞きたいか?」


「聞きたい聞きたい!」


「仕方ない。そこまで言われたら教えるしかあるまい。」


「うんうん。」


「犯人はな、」


「うんうん。」






「仲里 藍だ」


………


…………


……………



はぁ!?