「スムーズに決まってよかったね」
「うん!!てか秀灰かぶり王子だね 笑」
「はるはお姫様でしょ」
秀と公園によって帰るのは久しぶりだ。
ゆっくり話すことができるんだけど、
いつもはもう暗いから寄らない。
久しぶりだと余計に嬉しい…
「わたし上手くできるかなぁ……」
わたしがお姫様役なんて全然自信ない。
お姫様っぽさなんてまるでないし、
上手く演技できる自信もない。
灰かぶり王子は本当におもしろくなりそう
だからこそわたしのせいで
めちゃくちゃになっちゃったらどうしよう
ってすっごく不安なんだ……

