「あ、王子。」 「え?」 自分の世界に飛んでっちゃってた わたしは美和の一言に現実に戻された。 美和の視線をたどると、 廊下に中村くん …と不良たち。 「み、美和っ!! やばいよ中村くん絡まれてるんじゃない? どうしよう!?助けなきゃだよね?!」 わたわたしているわたしに 美和はため息をついた。