★エスコイ★




「あ…秋くん!次あたし達の番だよ!」


「おう。」


「じゃねー!加奈ちゃん!」


「あ…うん!」


あれ?
普通だった??


やっぱあたしの勘違いだよね?


二人はしゃべりながら
手を繋いで行ってしまった。


もちろん、それを見た女子たちが叫び声をあげていた。


「ずるい〜〜!!!」


「華子さんいいなあ…。」

周りからはそんな声ばっか……。


秋くんも大変だなあ。


「宮坂〜!」


「わっ!河野くんかあ!」


「ごめんね、俺で。」


河野くんは冗談ぽく笑って言った。


「違うよー!びっくりしただけ!」


「そう??次俺らだから。」


「そっか!!」


あたし達は秋くん達の次だから。


「よし!河野くん早く行こ!!」


あたしは河野くんを引っ張った。