「秋となれるかな〜?」

「秋くんがいいよーー!」

まわりの女子からは
そんな声がたくさん
聞こえる。


まあ、これは誰もが分かる当たり前の事だ。


「あたしはやっぱり良輔がいいなあ〜☆」


隣からは茜のそんな声が
聞こえる。
茜はホント良輔くんの事が好きなんだよね!


「加奈は秋くんだよねえ♪」


「はあ??」


「加奈こわッッ!!」


茜が急に変なことを
言いだすから茜を
睨んでしまった。



「とーにーかーくー!あたしは秋くんとはいやだの!」