「おはよーう!」
「おはー。加奈何かいい事あった??」
「へ??」
わかったのかな??
てかあたしご機嫌に
見えるの??
「だって顔がめっちゃ笑ってる。アンタの場合イツモにこにこだけどねっ」
うーーーん。
この茜の言葉に喜んでいいのだろうか?
もちろん昨日の秋くんの
“ありがとう”
でご機嫌なのは本当だ。
もしかすると…今日からはちょっと優しくなるんじゃないかな??
とか思って……。
廊下の方から女の子たちの甲高い声が聞こえてきた。
きたあーーー!
あたしはドキドキしながら席に座っていた。
ガラガラ―――
「宮坂さん、秋葉さんおはよう。」
ヤツはイツモの王子様
スマイルであたしたちに
挨拶した。
ここまではイツモどうりだ。
この後………
――――バンっっ
「っ痛いじゃん!!」
「お前が挨拶を無視するからだろ?」
はあーーー
変わってない。
優しくなるって少しでも
期待したあたしがバカだった。

